2014年12月09日

NHK(Eテレ)ドラマ「悪夢」 ==== 【GIMP】フィルター2種 と レイヤーグループ

先日、娘が録画してくれというので録っておいたドラマ。娘が、先に見ちゃった、消していいよと言いましたが、せっかくだから私も一人で見てみました。
統語失調症の主人公が悩み迷う物語で、番組HPによると、コメディらしい。そうか…ま、コメディなのかな?
ドラマとして面白かったとは言い難いけど、障害者を主人公としたドラマでお涙頂戴ものではない(コメディ?)のは、チャレンジだとは思いました。
言いたいことはわかるけれど、メッセージがなんとなく中途半端でいまいち心に響かなかったかな?
多分、我々向けというより障害者の人たちに「自分自身を自覚して、自分らしく生きよう」というメッセージを伝えようとしているのか、と思いましたが、娘は「統語失調症のことを世間に知ってもらえば成功なんじゃない?」という感想でした。

娘は昔からADD(注意欠陥障害)の傾向がありましたが、以前はそれを認めたがらず、あちこちクリニックやカウンセリングに連れていっても、頑なに本音で胸のうちを語ろうとしないので、カウンセラーやドクターも手の打ちようがない、という感じでした。

最近になって、自分がそうであることを能動的に自覚し、自覚することによって、どうしたら改善できるかを自分で考えるようになりました。結局私は何も効果的なことはしてない。本人の意思で何とか解決しようとするようになりました。

そんなこともあったので、上のドラマがそういうメッセージを伝えようとしてるんだと私は感じたわけですが、娘の感想を聞くと、どうも、そんなメッセージは届かないみたい。

前回記事のオチと一緒だけど、表現するということはむずかしい。

さて、今日こそ、↓を完成させましょう。
タイトルバナー

今日は「ライト効果」「エンボス」という、利用度の高いフィルター2種と、レイヤーグループについて説明します。

ライト効果
前回の最後に「ドロップシャドウ」フィルターを使って、画像を何となく3Dっぽくしました。しかし、こうしたことで余計にフクロウのペラッとした(平らな)感じが目立ちます。

フクロウに膨らみを持たせたいのですが、こういうときに便利なのが、「ライト効果」フィルターです。
(この時、フィルターをかける前にレイヤーの複製を行っておくと、後々再度修正したいときに便利です)
メニューの「フィルター」-「照明と投影」-「ライト効果」を選びます。
「ライト効果」ダイアログの「光源」タグを開き、光源の「種類」、「位置」、「強度」などを変更します。
ライト効果ダイアログ
点光源の場合、「位置」は、(x,y,z)の3次元の位置で選択します。x,yは2次元の見た目の位置なので、実際にはプレビュー画面上の点の位置を動かすことにより変更することができます。
z軸は奥行を表し、z座標の値が大きくなればなるほど光源がより奥に存在する、つまりターゲットに近くなり、値を小さくすると光源が手前に移動する、すなわちターゲットから遠くなることを意味します。これによって、光の当たる強さや影のでき方を変えることができるわけです。

その他にも色々オプションがありますので、ダイアログのプレビューを見ながら、適当にあれこれいじってみましょう。

ここまででできた画像は、以下のようになりました。
ライト効果後のバナー

文字色の変更
ここまでくると、今度は文字(テキスト)が、なんだか平坦に見えてきて何とかしたくなりました。
当初黒い方がはっきりすると思って、黒っぽい色の文字にしたのですが、影などを付けたりしていると、何となく暗く見えてきので、いったんテキストを白くしてみます。
前回にもさらっと書きましたが、テキストレイヤーはストロークタイプで、後でいつでも色やフォント、文字自体を変更できます。テキストレイヤーを選んで、「テキスト」テキストツールツールでテキスト領域をクリックします。テキスト枠を掴んだところで、色変更したいテキストを文字カーソルで選択し(今回は全テキストです)、右上のオプションガイド部分から色をクリックして、変更したい色に変更します。
テキスト変更

エンボス加工
白くして明るくはなりましたが、相変わらず平坦ですし、背景も明るい色なので、文字自体の輪郭がぼやけてきました。
そこで、「フィルター」-「変形」-「エンボス」で、テキストを少しだけ浮き上がらせて見せます。
「エンボス」ダイアログで、プレビュー画面を見ながら、浮かせる方向や持ち上げる高さなどを調整します(これは、自分のセンスで適当に調整してください)
エンボスダイアログ

これで、文字が少し浮き上がったような感じになりました。この時点で、文字部分をイメージとして処理したので、テキストレイヤーは通常のイメージのレイヤーに変わっています。
banner-4.png

明度の調整
エンボス加工を行ったことにより、またテキスト部分が少し暗くなってしまいました。そこで、また文字を明るくしたいのですが、単純に白い色に変更したのではせっかくのエンボス加工がなくなってしまいます。
そこで、明るさを全体的にそれぞれの色から明るくしたいと思います。

メニューの「色」-「明るさ・コントラスト」を選びます。
「明るさ・コントラスト」ダイアログで、「明るさ」「コントラスト」を調整します。一般に明るさ(明度)を上げただけでは、白っぽくなりますが、ぼんやりとした画像になってしまうので、「コントラスト」を上げて「白いところはより白く」「暗いところはより暗く」した方がきれいな画像に仕上がります。
明るさ・コントラストダイアログ

こんな風になりました。
banner-5.png

レイヤーグループ
ほぼ完成したのですが、全体のバランスをもう少し調整したいと思います。
オブジェクトの位置や大きさを変更したいのですが、現在のまま、フクロウやテキストを移動すると、影だけその場に残ってしまい、影は影でぴったり合うように位置を調整する必要が出てきます。
そこで、便利なのが「レイヤーグループ」です。

「レイヤー」ダイアログで右クリックし、「新しいレイヤーグループ」を選択します。こうすると、「レイヤー」と同じような表示で「レイヤーグループ」が追加されます。
レイヤーグループ追加

ここに、レイヤーグループに入れるレイヤーをドラッグして移動します。
レイヤーをグループに追加

こうして、フクロウとその影、テキストとその影、の2つのグループを作成しました。実は、それぞれ加工する前にレイヤーのコピーをとっていたので、それぞれ3枚ずつレイヤーが格納されています。
レイヤーを表示
この時、レイヤーの左の「目」のアイコン(図の矢印が示す場所)をクリックすることで、不要なレイヤーを隠す(非表示にする)ことができます。

レイヤーダイアログの「レイヤーグループ」を選択した状態で、移動や拡大・縮小を行うと、グループに所属するすべてのレイヤーに同じ効果を与えることができます。
ただし、移動する場合は、注意が必要です。予め、ツールオプションの「アクティブなレイヤーを移動」を選択しておかないと、掴んだレイヤだけが移動してしまいます。(デフォルトでは、「つかんだレイヤーまたはガイドを移動」が選択されています)
移動オプション

このようにして、位置や大きさの調整を行った後、バナーが完成しました♪
タイトルバナー
posted by litha at 00:19| Comment(0) | GIMPチュートリアル
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